修理に関わる業者

 車両の修理に関わる業者はいくつかあります。

 まず、自分が車両を購入したところに事故車を入庫することがあると思います。

 購入したところというのは、ディーラーか中古車販売店です。

 これらの業者で修理を全て完了するのかというとそうではありません。

 これらの業者で行っているのは修理のうち一部です。

 一口に修理といっても、板金、塗装、整備というものに分かれます。

 これらの業者で行うのはこのうち整備に当たる部分です。

 では、板金、塗装をどこで実施するのかというと、修理工場です。

 ディーラーでも中古車販売店でも、板金、塗装のため、修理を下請け業者に依頼します。

 その下請け業者に当たるのが修理工場です。

 もちろん、事故に遭って直接修理工場に入庫する場合もあります。

 修理工場においてももちろん板金、塗装だけでなく整備も実施されます。

 ここで事故で保険会社が関与しない修理代という観点から金額の話をします。

 修理代というのは、修理を依頼する側と修理を実施する側とで修理契約(法律上は請負契約)をする場合の代金のことです。

 修理代金は契約の当事者である車両所有者と修理工場・中古車販売店・ディーラーとで自由に決めることになります。

 これに対して修理費というのは、事故に遭った車両が交通事故により被った損害の金額がいくらなのかという場合に、当事者の契約で定めるのではなく、損傷から客観的に定まるものです。

 ここで取り上げるのは修理費ではなく修理代のことですが、この金額は、修理工場に直接入庫する場合の方が安いです。

 ディーラーまたは中古車販売店に入庫する場合は、修理代の見積書のうち、工賃の部分に中間マージンが上乗せされて車両所有者に請求されるからです。

 工賃の内訳も示されず、下請けの修理工場の見積書の工賃に上乗せされて請求されているのが実態なのです。

 なので保険を使用しての修理ではなく、自分で負担して修理する場合は、直接修理工場に持ち込む方が負担は軽いです。

 また、修理工場によっても、大体2〜3人のところが多いですが、1人のところもある一方で、5〜6人と多いところもあります。10人くらいのところもあります。

 ここで、修理工場の規模により修理代がどうなるのかについても興味深いところです。

 規模が大きければ効率化されて安くなるようにも思えるのですが、実際は逆で、経費がかかるためか高いのが一般的です。

 なので、負担を軽くしたいという場合、規模が小さいところに入庫するのが良いと思います。

 ただ、ここで誤解してはならないのは、代金が高いからといって修理の品質が良いとは限らないし、代金が安いからといって修理の品質が悪いとは限らないということです。

 金額と修理の品質とは関係がありません。

 要は信頼できる修理工場に修理を依頼することです。

 信頼できる修理工場を見分けることが肝心です。

 では、一般の人が信頼できる修理工場かどうかを見分けるにはどうしたら良いでしょうか。

 それは、修理に着手する前に、事前に事故車を確認して見積書として提示してもらい、その説明に納得がいくかどうかです。

 これで納得がいけば大体いい信頼できるところと思います。

 見積書として提示せずに口頭で大体の金額を述べるだけのところもありますし、金額すら述べずに修理完了後に言ってくるところもあります。

 こういったところだと信頼して良いかは警戒した方が良いでしょう。

 自分がわからないことを依頼することこそ納得して依頼できるところに依頼するのが良いと思います。


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