修理費の見積もりというのは、損傷を受けた箇所を直すための見積もりであり、もう修理の内容も金額も決まっているものであり、何も考えることはない、とお考えの人もいるのではないでしょうか。
実際にはとても考えるべきことがあります。
何も考えることはない、という者による見積もりというのは、適正な内容にはなっておりません。
どんなことを押さえておけば良いでしょうか。以下流れを示します。
①損害賠償の考えを理解する。
②損傷を受けた部分の写真を撮影する。
③見積書を作成する。
この3段階です。
多くの修理工場が、①が抜け落ちている結果、②が不十分となり、③が不十分となっているのが実情です。
多くの修理工場は、自分たちがやっていることが、車両所有者による交通事故の相手方に対する損害賠償請求のための証拠になるのだ、ということが全くわかっていないのです。
そのため、衝突を受けてどこまでその損傷が波及しているかとか、外面の損傷のみでパネルを外した内側の損傷の写真がなかったりして、見積書の根拠が不足していたりするのです。
ただ単に保険会社に言われるから写真を撮影する、という意識だけの修理工場もいるようです。
そうではありません。
修理費の見積書記載の修理の内容及び金額が根拠付けられるのは、損傷の写真によってです。
なので損傷の写真を撮影しさえすれば多くの修理工場と保険会社のアジャスターとの修理費の損害額をめぐる争いは無くなっていくものと思います。
これにより適正な修理費を修理工場が得ることで十分な修理がなされる結果、車両所有者の皆様の利益が守られることになります。
こういった根拠論とも言うべきことも、当社ではセミナー等で伝え続けたいと考えております。
